【事業の特徴・社風】大切なのは「できる・できない」ではなく「どうすれば形になるか」を考えること。新たな挑戦を楽しめる人材が、会社の成長を支えていく。
多くの人が「できるわけがない」と口にしたとしても、「できるようにするにはどうすればいいか」を楽しみながら考える。トライエンジニアリング株式会社の社員の皆さんは、“挑戦を楽しむ姿勢”を大切にする人ばかり。取締役であり営業部と開発部の部長を兼務する岡さんも、そのひとりです。取材では会社としての強み、社風・モットーなどをざっくばらんにお話しいただきました。
御社の特徴を教えてください。
当社では、ものづくりの現場にロボットを導入する上で、必要となるシステムや付帯設備の開発を主業務としています。近年特に力を注いでいるのが、パーツの折り曲げといった加工や、磨きの工程でのロボット活用です。非常にニッチですが、お客さまのニーズ・市場があるのなら「まずは挑戦してみよう!」となるのが当社のスタンス。これまでにも、他では「できっこない」と言われたようなオーダーにも知恵を出し合い、工夫を凝らしながら応えてきました。
「できっこない」を形にするのって、すごく大変なことだと思いますが…?
でも、それができるようになったらうれしいし面白いじゃないですか。もちろん、商品としての価値を見極める冷静さも必要ですが、それ以上に難しそうなお題に対して「楽しむ」「面白がる」って姿勢がすごく大切だと思っていて、当社にはそれを実践する社員が多く集まっているんです。チャレンジ精神にあふれる社員がいたからこそ、世界初のシステム開発なども実現できたのでしょう。社員はみんな違った個性を持っています。共通しているのは、好奇心が強くて、新しい学びを得ることに貪欲なところですね。
社員の個性を際立たせるために、取り組まれていることなどありますか?
研修制度は特徴的かと思います。新入社員には、半年間かけて当社の業務を一通り経験してもらいます。ものづくりの一連の流れを学べるのに加えて、さまざまな業務の経験を通じて、自分にできること・得意と思えることを見つけてもらいたいという思いで、この形式をとるようになりました。新入社員に限らず、すべての社員には常々「自分の“強み”を見つけなさい」と言っています。いろんな強みが集まれば、会社全体の力強さも増していきますからね。何より、強みはその人の自信につながります。新しく加わる方にも、研修を通じて自分の中にある可能性を自ら見出して、その可能性を強みに変え、仕事で発揮してもらえたらうれしいです。