【浜木綿でのキャリア】 店長からグループマネジャーへ。やりがいも能力も視野も広がっていく。
飲食店の仕事は、みなさん一度は目にしたことのある、馴染みのあるもののはず。けれど、接客、調理、店長…その先はどんな役目があるのだろう?と、将来のキャリアステップは想像できないという人もいるのでは。
浜木綿では、将来どんな働き方ができるのか。ベテランの先輩にお話を聞いてみました。この記事では、店舗運営部グループマネジャー 入社11年目の小宮嘉浩さんにお話を聞きました。
――入社からこれまでのご経歴を教えてください。
もともとはアルバイトとして働いていました。浜木綿では、接客マニュアルは整っているものの、型にはまらない柔軟なお客様とのやりとりができるのが魅力的で。従業員それぞれが知恵を絞れる風土に共感して入社しました。
最初の3年は店舗スタッフ。ホールとキッチンの業務を一通り経験しました。その後、ふたつの店舗で店長として3年ずつ。現在は、グループマネジャーとなり、複数店舗の運営を見守り、サポートしながら管理しています。
――店長をしていた頃のやりがいは?
ホールスタッフ時代から一貫して、お客様に顔を覚えていただけるサービスを心がけてきました。ご要望をきちんと聞いてこちらからもご提案する。ニーズを感じ取って、心地よく過ごしていただけるよう配慮する。例えば、お子様づれのご家族を、子どもの相手の上手な若いスタッフに担当してもらうなど、チームでベストなサービスができるように、こまやかな心配りをしてきました。常連のお客様の中には、私の顔を覚えて「小宮さん」と気さくに声をかけていただく方もたくさんいらっしゃいました。実はグループマネジャーになった今でも、店舗を回っている際に顔見知りのお客様から声をかけていただくことがあります。やっぱり嬉しいですね。
――グループマネジャーになり、どんな変化がありましたか?
今は6店舗を任せられ、月1回は必ず店長、調理長と売り上げなどの状況を把握し、今後の方針についてミーティングを行なっています。店長時代の経験を生かして、店長の困りごとの相談に乗ったり、改善点を見つけて指摘したり。私のアドバイスによって、各店舗の運営がより良いものになっていく。店長時代とはまた一味違うやりがいある役割ですね。店長の頃より視野も広がったと思います。現場で動くのは自分ではないので、伝え方や話し方も改めて考えるようになりました。立場が変われば自分の内面も変化させていかなければならない。成長を重ねていける仕事ですよ。
――グループマネジャー以外に、プロジェクトリーダーもされていると聞きました。
新型コロナウイルスの影響を受けて、当社でもテイクアウトに力を入れるプロジェクトが立ち上がり、そのリーダーを任せてもらっています。ご自宅での宴会向きのメニューを提案して、形にしているところです。経験を積んでいけば、こうした組織全体に関わる仕事にも携われるチャンスもあります。