【先輩社員インタビュー】文系学部出身で工務管理に。貪欲に知識と経験を重ね、自分の可能性を広げていく
「建物の設備の仕事」と耳にすると、理系出身者が多いと想像する人は少なくないかと思います。けれど実際には、文系出身で工務管理や施工管理といった業務に携わる人も珍しくないそうです。今回は文系学部を卒業後、工務管理の仕事に就いた入社1年目の社員さんに、現在のお仕事内容や、成長を感じた瞬間などの話を聞きました。
―現在のお仕事に就くことになったきっかけは?
大学では経営について学んでいましたが、もともと建築に興味があって。なので就職活動が始まった頃に、漠然と「建築に関連する仕事に就けたら…」と考えていました。ただ、興味はあっても専門知識などはないので就職は難しいだろうというのも感じていて。転機となったのは、合同説明会でのこと。「文系出身でも建設に関する仕事に就ける」と知ったことで、思い切って建築や設備の業界に挑戦してみるのを決めました。
―工務管理のお仕事内容について、具体的に教えてください。
設備をどこにどのように配置するのか、配管はどのようなルートで設置するのかをまとめる「設計」と、見積もりを出す「積算」が、私が担当している主な業務です。最近では病院の入院病棟の空調設備の入れ替え工事を先輩と一緒に進めています。入社から半年が経って、だんだんと工期の長い案件などにも携わる機会が増えました。
―最初は覚えることも多くて大変だったのでは?
大変でしたし、現在進行系で勉強中といったところです。正直、社会人になれば宿題やテストから解放される、と思っていたのですが(笑)、社会人こそ毎日の勉強が欠かせません。それだけ、覚えることがたくさんあるんですよね。当社の場合、先輩社員のもとで経験を重ねるOJTと、社外研修などのOFF-JTを使い分けて、日々の業務の流れや基礎知識を身に着けていきます。教育体制も整っていてじっくり学べるので、安心感があります。
―入社時からどんなところが成長したと感じていますか?
仕事をしていて、「ここはまだ理解が及んでいない、わかっていない」と気づけるようになりました。入社したての頃は「何がわかっていないのかも、さっぱりわからない」といった状態でしたが、今では「わかる」と「わからない」の境界線を捉えられるようになってきていて。基礎となる部分が固まってきたのだと思います。もちろん、先輩たちとくらべたらまだまだで、周りに判断を仰がないといけないことばかりです。これからももっと貪欲に経験を重ねて、自分ひとりで判断して行動できるようになっていきたいです。