【名大社目線の企業レポ】中身を知ると身近に感じる「染色加工」。
ジモト企業を直に目にしてきた名大社の目線から、みなさんに知ってもらいたい企業の魅力を語ります。
ソトーの主たる事業である「毛織物の染色加工」は、就活生のみなさんにとっては、なかなか馴染みのない言葉かもしれません。けれど実は、私たちが服を選ぶ上で、とても大切な仕事であり、知れば身近に感じるはずです。
あなたもきっと選びたくなる生地を生み出す
みなさんは、どんな視点で服を選ぶでしょう。「色が好み」「肌触りがいい」「水をしっかり弾いてくれる」といった点は重要ではありませんか。これらはすべて染色加工によって生地に与えられます。鮮やかな色に染め上げる。風合いや手触りをより良くする。撥水性や防縮性などの機能を高める。これらの加工が施されることで、私たちが当たり前に着ている服の生地ができるのです。そうして考えると、染色加工がいかに大切であり、知らず知らずのうちにその品質に目を向けていることも分かるのでは。
色や手触りなど、人が注目するポイントだからこそ、そこにこだわりや質の高さが求められます。一流のブランドの服が簡単に手に入らないのはなぜか。理由のひとつは、簡単には真似できないクオリティの生地を使っているからです。ソトーが染め、加工した生地は、名だたるブランドからも選ばれてきました。さまざまな技術を駆使して、お客様のこだわりに応え、高品質の製品を送り出す。それは、機械だけでなく、磨き上げられた人の技を必要とする仕事です。
「ものづくりの仕事がしたい」と考えているあなた。ソトーでなら、幅広い専門知識と技術を身につけ、それを土台にいろいろな製品にチャレンジできます。あるいは、伝統を更新する新しい技術開発にも取り組めます。
ソトーの技術で生地がどれだけ変わるのか。ご興味ある方は、まずは話を聞き、職場の見学にも足を運んではいかがでしょう。
若手が安心して働き、挑戦できる社風
取材を通してもうひとつ印象的だったのは、社内の温かい雰囲気です。廊下ですれ違う時に気さくに声をかけ合うなど、距離の近さが感じられました。入社後のジョブローテーションで、さまざまな部署の人と関係が築けるからかもしれません。
若手が職場改善のための意見を出せる仕組みもあるそうです。フィード記事でお話を聞いた金森さんも、1年目に同期の仲間と提案書の作成に挑戦し、上司にアイデアを認めてもらえました。社歴に関わらず、一人ひとりのがんばりを見守り、応援する風土もソトーの魅力だといいます。