【私たちの仕事】お客様の工場に不可欠な空気圧縮機をお任せいただく、責任とやりがいある仕事です。
土井産業で働く先輩へのインタビュー。この記事では、2022年に入社し、産業機械本部の鈴木啓太さんを紹介します。土井産業の主な事業のひとつである空気圧縮機のメンテナンスや修理に携わっている鈴木さん。技術職の先輩が入社してからどのように仕事を覚えていくのか、鈴木さんのエピソードからイメージを膨らせてください。
―鈴木さんの入社動機は?
土井産業には合同企業説明会で出会い、最初は近所の会社ということで興味を持ちました。事業や仕事の話を聞くと、既存のお客様とのつながりの強さを魅力に感じて。お客様と長くお付き合いできる仕事は、自分に合っていると思ったんです。さらに、会社見学では活気のある工場の様子も見られました。今、実際に働いていても、お互いに声を掛け合って働ける土井産業の職場は、とても気持ちが良いです。
―お仕事の内容を教えてください。
私は、産業機械本部に所属し、お客様の工場などで稼働している空気圧縮機を扱っています。多くの企業にとって毎日使用する欠かせないものであり、定期的な点検やメンテナンスが必要です。年に一回は点検を行うので、そのタイミングでお客様を訪問したり、機械をお預かりして当社の工場で整備したりしています。数年に一度、機械をバラバラにオーバーホールする大掛かりな整備も。基本的には一日に1件、繁忙期には2、3件の点検をしています。その他、不具合などのトラブル対応や、当社のサービスの一環として空気圧縮機をお使いの企業への巡回点検などを行うのが私の部署の仕事です。
―メンテナンスや修理など、お仕事の仕方はどのように学びましたか?
1年目は、いろいろな先輩に着いて行って、仕事の様子を見ながら、必要な知識と技術をひとつずつ覚えていきました。入社まではまったく触れる機会のなかったものですので、最初は部品や工具の名前もまったく分かりませんでした。それでも、それぞれの先輩のやり方を教わって、徐々にチェックすべきポイント、整備や修理の方法など、作業の一連の流れが身についていきます。知識ゼロで飛び込むのが当たり前の世界ですので、誰でも一から挑戦できるのではないでしょうか。私も先入観なく、とても新鮮な気持ちで学んでいます。2年目になると、小型の空気圧縮機の点検などは、ひとりで担当できるようになりました。
―お仕事の面白さややりがいは?
空気圧縮機が、整備によってきれいなり、問題なく動いているのを見ると達成感があります。もしもこれが止まってしまったら、お客様の業務全体に支障をきたすかもしれません。大切な機械を扱う責任ある仕事です。
また、大型の機械などを複数人で整備することもあります。みんなで協力してひとつの作業を進められるのは、やりがいも大きいです。
―仕事をする上で心がけていることはありますか?
事前に段取りを考えて、車での移動中などに先輩に伝えるようにしています。2年目になって仕事の内容はずいぶん分かってきましたが、もっと現場での作業をスムーズにしたい。あらかじめ先輩と話しておけば、意見やアドバイスももらえますし、無駄な動きも減らせます。作業しながら「それはしなくてもいいよ」「こっちを先にやった方がいいよ」といった指摘をもらっていると、お互いにとって余計な手間です。考えを伝えれば、先輩たちはしっかりと聞いてくれるので、この時間が自分の成長にもつながっていると思います。
この他、お客様とのやり取りも増えました。点検をして、部品の交換などが必要な場合は、私が説明しなくてはいけません。迅速に納得のいく対応ができれば、喜んでいただけます。丁寧なコミュニケーションも心がけていることです。
―今の目標は?
トラブル対応に出向いた際に、まだすぐに判断ができないことがあります。先輩たちは簡単に解決してしまうケースでも、原因がわからず、サポートしてもらうことも多いです。ひとりで対処できる案件を増やすためにも、知識と技術の幅を広げたいです。さらに、チームで作業にあたる時も、全体の効率を高める動きができるようになれたらと思っています。
―最後に、職場の魅力を教えてください。
きちんと準備して臨めば、先輩たちから「これもやってみようか」とどんどん新しい作業を任せてもらえました。後輩の動きを見守りながら、成長のための挑戦も後押ししてくれます。質問すれば快く答え、相談には親身に寄り添う、面倒見のいい先輩ばかりです。安心して働けますよ。