名古屋電機工業で働く先輩へのインタビュー。この記事では、入社4年目、設計部電機設計課で働く中西令さんにお話を聞きました。学生時代に学んだ専門知識を活かし、情報板の電機設計に関わる中西さん。エンジニアとしてどのようにステップアップできるかが窺えます。

―中西さんの入社動機を教えてください。

大学では工学科に所属し、将来はものづくりがしたいと考えていました。携わるなら、誰にでも分かる製品がいい。名古屋電機工業の製品はたくさんの人が日常的に目にします。その点に魅力を感じて入社しました。

―今の仕事内容を教えてください。

設計部で、電機設計を担当しています。営業職の人が受注してきた案件について、必要な機器の仕様書を作成し、その内容に沿って、必要な部品の手配し、回路図や配置図をつくります。これが電機設計部の仕事です。私が担当しているのは、部品の手配や回路図の設計です。

過去の実績や同様の事例を参考にもしますが、同じ部品が手に入らない場合も多く、まったく同じ製品になることはほとんどありません。スペックや予算を確認し、国内外のメーカーから仕様書に合うものを見つけます。

―やりがいや面白さを感じるのはどんな時ですか？

ひとりで黙々と設計の作業をするのではなく、周りの人と協力してひとつの案件を進めます。営業の人とお客様のニーズを確かめ、工場の人と製品の詳細をつめていく。そうしてチームで取り組むのがとても楽しいです。社会の一員として力を発揮できていると実感できます。

―今の目標を教えてください。

周りの人に分からないことを聞いたり、設計にアドバイスをもらったり、たくさんサポートしてもらっています。経験豊富で頼りになる人ばかりです。私自身ももっと知識を広げて、自信を持って仕事がしたい。そのために、資格取得の勉強などにも力を入れています。

―最後に、職場の魅力はどんなところですか。

メーカーの設計というと、男性の仕事のイメージの人もいるかもしれません。けれど、当社では男女関係なく案件を担当し、腕を振るえます。女性で設計の仕事がしたい方にも自信を持っておすすめできる職場です。