【私たちの仕事】現場のまとめ役として成長を重ねてきた11年。お客様と職人さんと協力し、安全でスムーズな工事を実現する。
山九で活躍する先輩へのインタビュー。この記事では、三重支店に所属する入社11年目の西口拓真さんにお話を聞きました。プラント工事の監督としてキャリアを積んできた西口さん。どのようにステップアップしてきたのか、その成長エピソードに注目してください。
―西口さんの仕事内容を教えてください。
プラントのメンテナンス、点検、修理などを行う、定期修理工事の工事監督をしています。お客様のご要望に合わせて、施工の方法やスケジュールを検討することから始まり、実際の工事現場の取りまとめまで行います。
―入社からこれまで、業務内容はどのように変化してきましたか?
最初の数年は、監督補佐として先輩について工事の流れや施工管理の業務をひとつずつ覚えていきました。クレーンの操作、玉かけ、足場づくり、ボイラー整備など、資格が必要な業務もいくつもあります。知識を身につけるための努力は必要ですね。5年目頃から、工事の計画も考えるようになります。8年目には、上司から昇格試験を受けるようにすすめられ、一般職層から監督職層にステップアップしました。現場でのリーダーを務められるようになり、今は後輩への指導も担当しています。
―お仕事のやりがいを感じるのはどんな時でしょう?
事前に検討した方法でスムーズに工事を終えられると嬉しいです。ただ、なかなかそうはいかない現場も多くて。足を運んでみたら、想定通りの場所にクレーンを設置するのが難しかったり、お客様の都合もあって時間の調整が必要だったり。そんな中でも、できるだけ協力会社の職人さんたちの時間を無駄にしないよう、上手く段取りをするのが工事監督の腕の見せどころです。お客様や職人さんたちと密にやり取りをして、工事が完了した時に「ありがとう、助かったよ」と声をかけてもらえるのも、監督のやりがいであり、達成感を得られる瞬間ではないでしょうか。なによりも、焦ることなく安全に現場を回すのが一番大切な役割でもあるので。
―最後に、この仕事に向いているのはどんな人だと思いますか?
現場となるプラントも、私たちが扱う機器も、なかなかお目にかかれないスケールの大きなものばかりです。自分自身が操作するわけではありませんが、大型の重機によって作業が進められているのを見るのとワクワクします。現場を目にして圧倒されました。大きな機械や乗り物が好きな人はきっと心躍る仕事です。
それから、人と話すのが得意な人も向いています。たくさんの人と協力しながら工事を進めていく立場ですから。社内の仲間たちも、社歴や役職に関わらず、気さくに話しかけてくれる人が多いです。明るい社風を魅力的だと感じられる人は、馴染みやすいと思います。