瀬戸いすゞ自動車で働く先輩へのインタビュー。この記事では、車輌事業本部 営業部次長の伊里拓哉さんに、営業職の仕事について聞きました。新車のトラックの提案をしている伊里さん。日々、誰とどのようなやり取りをしているのか。リアルなエピソードをもとに、イメージを膨らませてください。

―瀬戸いすゞ自動車の営業職はどんな仕事ですか？

私は、新車のトラックの営業を担当しており、運送業、土木業を営む企業様に車輌のご提案をしています。瀬戸市、尾張旭市を中心に、長年お取り引きいただいてきたお客様が多いです。いわゆる飛び込み営業はありません。「トラックの数を増やしたい」「新しく買い替えたい」などのご相談を受けて、お客様それぞれに合う車輌をご提案します。

―トラックの提案は、具体的にはどのようなやり取りをするのでしょう？

一言に“トラック”といっても、その種類は多種多彩です。小型、中型、大型とサイズもいろいろ。お客様がなにを、どこへ、どれだけ運ぶかによって、後部に取り付ける上物の機能も大きく変わります。みなさんおそらく、箱型の荷台がついたトラックを想像するのではないでしょうか。日常生活で目にする機会は少ないかもしれませんが、トラックにもたくさんの種類があって、実に奥深い世界です。

私たち営業職は、お客様のご要望を聞いて、一緒に一台のトラックを形にします。いすゞ自動車のトラックの大きな特徴は、キャビンとシャーシが自社製で、上物は他のメーカーのものを自由に選べるということです。そのため、かなり細かいオーダーに対しても、それに合うメーカー様と協力して対応できます。

―入社後は、どのように仕事を覚えていくのですか？

新入社員には、指導係となる先輩がつきます。マンツーマンで、実際の仕事を見ながら、ひとつずつ業務を教わっていくスタイルです。トラックに関する知識、お客様や協力会社とのコミュニケーション、各種申請書類の揃え方など、覚えることは少なくありません。いきなりお客様を任せることはなく、まずはじっくりと仕事を覚えてもらいます。

―仕事の面白さややりがいを感じるのはどんな時でしょう？

トラックは、一般的な乗用車とは異なり、ほぼすべてがオーダーメイドです。一台一台仕様が異なり、お客様のニーズにそってつくり上げていくのは面白さも達成感もあります。

さらに当社は、営業それぞれの成果が会社の実績に直結する組織です。その分、緊張感や責任感もありますが、一歩一歩成長を重ねて、数字を残していくことへのやりがいも強く感じてもらえるのではないでしょうか。