【私たちの仕事】文系出身者で知識ゼロの私も安心して入社できました。部品や製品をつくり上げるものづくりのやりがいを味わっています。
イハラ鋼業で活躍する先輩へのインタビュー。この記事では2018年入社の鈴木康太郎さんをご紹介します。文系出身で入社前はものづくりの知識はほぼゼロだった鈴木さん。イハラ鋼業でどのように知識と技術を身につけ、どんなやりがいを感じているのか。6年目までの歩みをのぞいてみましょう。
―鈴木さんの入社動機を教えてください。
学生時代は商業科で学んでいました。けれど、以前からものづくりへの関心が強く、就職を機にチャレンジしてみたいと考えたんです。そうして出会ったのがイハラ鋼業でした。会社見学で目にした工場の雰囲気がとてもよくて。さらに、まったくの未経験でも一から指導してもらえるといいます。ここでなら安心して働けると感じて入社を決めました。
―これまでどんな業務を経験してきましたか。
入社から5年目までは、板バネプレスの工程を担当しました。プレス機を使用して、鉄の板に穴あけなどの加工を行う仕事です。最初はほぼ知識ゼロでしたが、先輩たちが機械の動かし方や加工のコツを丁寧に教えてくれました。みなさんとても親身になってくれるので、心配はいりません。
入社6年目に組付けに異動になりました。各工程で出来上がった部品を組み立てる部署です。主に、家具の組付けを行なっています。これまでは板バネプレスの工程だけを見てきましたが、その他の工程を経た部品も扱うようになり、知識の幅が広がりました。当社でどんな作業ができるのか、自社の技術への理解も深まっています。
―仕事のやりがいや面白さを感じるのはどんな時ですか。
板バネプレスと組付けで、異なる面白さを味わってきました。板バネプレスでは、鉄の板からさまざまな形状の部品をつくり上げることに達成感を感じていました。他方、組付けでは、作業を終えるとかなり完成品に近い状態の製品になります。いくつもの部品が組み合わさり、なにが出来上がるのかはっきりとイメージできるのが面白いです。
―今後の目標を教えてください。
組付け担当は、社内外の部品製造を担当する人たちと連携をとり、時には「こうしてほしい」とアドバイスもしなければいけません。完成品のクオリティーを上げるために、改善点を見出しやすいポジションだといえます。今は上司とふたりで担当していますが、ゆくゆくは自分がこの部署をリードできるようになりたいです。組付けの技術だけでなく、製品を見る目を磨いていきます。
―最後に、イハラ鋼業の職場の魅力を教えてください。
自分がそうであったように、ものづくりに興味のある人が不安なく飛び込める環境だと思います。会社見学で感じた印象通りでした。親しみやすい人ばかりなので、急な都合での有給取得などの相談もしやすいです。