【私たちの仕事】多種多様な物件に関わる人たちの声に応えることで、日々の暮らしに安心や喜びを生み出す。
矢作ビル&ライフ株式会社で活躍する先輩たちへのインタビュー。この記事では、マンションや商業施設などの管理業務を担当している林さん、加藤さんのおふたりにお話を聞きました。さまざまな建物を担当し、たくさんの人と関わるお仕事のリアルをのぞいてみましょう。
―おふたりの仕事内容を教えてください。
林:私は施設管理事業本部のフロント営業部に所属しています。担当業務は、分譲マンションの管理です。各物件での暮らしをより快適なものとするためのお手伝いをしています。例えば、オーナーの方々によって構成される管理組合の運営、年間予算の計画と執行状況の把握、個々のオーナー様からの問い合わせへの対応、運営方法の改善提案、設備の修繕などです。設備管理については、各種の業者様とのやり取りも行います。
加藤:同じく施設管理事業本部で、私が所属しているのは施設営業部です。商業施設、物流倉庫、賃貸マンションなど、幅広い物件をお任せいただいています。物件ごとに管理の仕方は異なりますが、主な役割はオーナーの方々と業者の間に立つこと。各物件の年間の管理計画を作成し、日常的な清掃の手配から、各オーナー様に合わせたご提案まで、業務内容もいろいろです。
―やりがいや面白さを感じるのはどんな時ですか?
林:小さいと約20戸、大きいと200戸以上。マンションの規模、築年数、お住まいの方々の属性は、物件によってまったく異なります。各々に考えも多様な人が集まる場において、みなさんに納得していただける合意形成を行う。それは、簡単ではありませんが、とてもやりがいのある仕事だと感じています。
自転車置き場のルールづくり、防犯カメラの運用方法の提案といった、住民全体に関わる議題ばかりです。昔ながらの決まりをよしとするばかりでなく、他のマンションの事例もご紹介しながら、みなさんのご理解を得られる取り回しを心がけています。一人ひとりの話に耳を傾けた上で、丁寧に情報を伝えることが大切です。
加藤:私の担当する物件にも、たくさんの関係者の方がいらっしゃいます。それゆえに、ちょっとした意見の相違は発生するのが当たり前です。揉めごとが起きてしまった時に、上手く場をおさめれば感謝していただけます。それが、私自身の喜びとモチベーションにもなってきました。
もちろんトラブル対応ばかりではありません。お部屋を借りたい方からの要望を受けて、オーナー様にリノベーションのご提案などをする場合も。建物がきれいになれば、みなさんに笑顔になってもらえます。それぞれの声を受け止め、応えることで、人の喜びを生み出せる仕事です。