【私たちの仕事】自分の設計した自動車を世に送り出せるワクワク。若手の頃からどんどん開発に携われます
ケィテックで活躍する先輩へのインタビュー。この記事で紹介するのは。2023年入社の磯貝竜聖さんです。3DCADを使った機械設計の仕事に憧れて入社した磯貝さん。これまでどんなものづくりに関わる経験を積んできたのか、入社1年目からのキャリアステップについて聞きました。
―磯貝さんの入社動機を教えてください。
小さな頃から図工の授業やレゴブロックで遊ぶのが好きで、ずっとものづくりへの興味を抱いてきました。設計の仕事に惹かれ出したのは、高校で3DCADを扱ってから。大学では機械設計を専攻しました。ですから、ケィテックへの入社を考えたのは自然な流れだったと思います。
ケィテックは、就職活動で出会った企業の中でも、職場の雰囲気が魅力的でした。採用担当の先輩がとても気さくで、私も自分からどんどん話ができたのがよかったです。インターンシップ、会社説明会、選考を通して、安心感を得られました。
―入社からこれまでどんな仕事を経験してきましたか?
当社では、入社後3ヶ月の新入社員向け研修があります。CADの使い方など、文系理系問わず未経験でも基礎から学べる内容です。時間をかけてじっくりと知識と技術を身につけられます。私は3ヶ月の研修を受けた後、本社の設備設計の部署に配属されることとなり、さらに1ヶ月研修を受けました。その後、1年目の終わり頃までは、先輩のサポート役として、工場で使われる機器の改修案件などに携わりました。
その後、大手自動車メーカー様の開発現場へ異動となり、現在も当社の20名ほどのチームの中で働いています。業務内容は主にふたつ。国の認可を得るための書類作成と、自動車の開発・設計です。配属後、半年ほどは書類作成を中心に行い、2年目の後半頃から徐々に設計にも関わるようになりました。主な担当部品は排ガスセンサー。今まさに開発中の新たな車種に、センサーをどのように組み込むかを考えて、提案しています。
―2年目、3年目から自分のアイデアをどんどん出せるんですね。お仕事のやりがいや面白さを感じるのはどんな時ですか?
自分の設計した自動車が形になって世に送り出されると思うとワクワクします。開発から量産に至るまで時間はかかるので、まだ私が担当した車は出来上がってはいません。完成車を目にする日が待ち遠しいです。
―お仕事に臨む上で大切にしていることは?
設計はひとりで黙々と行うものではなく、周りの人たちの調整が欠かせません。例えば、部品の変更で新しい形状の排ガスセンサーを搭載するには、その箇所だけでなく周辺の構造との兼ね合いも考える必要があります。それぞれの箇所を担当する人と相談しながら設計が固まっていきます。あるいは、センサーを取り付けるために新しい部品を発注する場合も。どういった形状で、どの程度の精度を守ってもらうか、製造を依頼するメーカーの方と意見を交わして折り合いをつけます。最適な落としどころを見つけるのは決して簡単ではないです。だからこそ、丁寧なコミュニケーションを心がけています。
先輩たちの仕事を見ていると、こうした調整もスムーズで。相談相手とも和やかに話をしています。感心しつつ、学ぶことが多いです。
―今後の目標は?
まずは先輩たちに追いつけるように、設計スキルと調整能力を磨いていきたいです。
当社は社員の意向を聞いた上で、ジョブローテーションも積極的に行われます。ゆくゆくは、自動車部品も生産設備も、いろいろなものを設計する経験を積み重ねられたらと考えています。
―職場の魅力を教えてください。
業界内でも若い年代の社員が多いと聞いています。実際、同年代の仲間が多いので、質問や相談がしやすいです。上司や先輩は、若手の仕事を見守りフォローしてくれます。他部署とのやり取りで困っていた時など、自然と声をかけ、アドバイスをしてもらえました。安心して働ける職場だと思います。チームのメンバーはいつも和気あいあいとしているので、新しい人も馴染みやすいのでは。仕事終わりに、よく先輩とご飯に行ったりもします。
福利厚生面では、住宅補助、社宅補助がありがたいです。私は社宅を利用し、毎月2万5,000円の補助を受けています。