【私たちの仕事】入社1年目のファーストステップ。コンベヤベルト製造の技術を着実に自分のものに。
ポバール興業で働く先輩へのインタビュー。この記事では、2025年入社で技術部技術課所属の加藤颯真さんをご紹介します。ポバール興業の事業や仕事に魅力を感じたと語る加藤さん。入社1年目に、どのように仕事を覚えていくのかエピソードを聞きました。
―加藤さんの入社動機を教えてください。
独自の技術力を活かして、お客様のニーズに合うコンベヤベルトをつくり上げる仕事に興味を持ちました。ポバール興業は、いろいろな工場に赴いて、「こんなことができたらいいな」を実現しています。面白く、やりがいのあるものづくりができると感じられたんです。
当社のコンベヤベルトは、金属製品、食品などさまざまな分野の工場で使われています。自分たちのつくった製品が、お客様の製品をつくるのに役立てられ、暮らしで必要なものが生み出されていく。社会に広く関われるのも魅力的だと思いました。
―入社1年目はどんな経験をしましたか?
まず、3ヶ月程度の研修期間があります。当社の工場で、コンベヤベルト製造のいくつかの工程を順番に経験しました。具体的には、原料の裁断、接着剤の塗布など。機械と手作業の両方があり、熟練の技術が必要な作業もあります。すべてを経験できる訳ではありませんが、機械の使い方も含めて、どのようにコンベヤベルトが生み出されているのか、体感しながら理解を深められました。
その後、技術部に正式配属となり、最初に担当したのはコンベヤベルトの材料である帆布に接着剤をつけて、貼り合わせる工程です。それぞれの製品の条件に合わせて接着剤を用意し、手とプレス機で貼り合わせ、最終的に強度が問題ないか確認します。
最初は、上司や先輩の指示を受けて、ひとつずつ教わり、見守られながら作業を進めました。3ヶ月ほどすると、ひとりで任せられる仕事もできて、徐々に独り立ちへと向かっています。
―お仕事のやりがいや面白さを感じるのはどんな時ですか?
一度に複数の種類の製品を担当し、いくつものベルトの貼り合わせを同時進行で行う場合もあります。接着剤によって塗布してから貼り合わせるまでの時間が異なり、タイミングを合わせなくては上手く製品ができません。きちんと段取りをして、間違いなく、抜け漏れなく進めることが大切です。自分で考えて動きを決めて、滞りなく作業を終えられると、安心感と達成感を得られます。
―今後の目標を教えてください。
貼り合わせの技術をしっかりと身につけた上で、他の工程もひとつずつ覚えていきたいと思っています。それぞれの機械の特性を熟知して使いこなし、手作業の技術も上げていく。技術部のメンバーとしてできることを増やします。
部内で開発に携わる人もいて、製品を考える仕事にも興味があります。ゆくゆくは、自分の開発、改良した製品をお客様に提供する仕事もできたら。
―職場はどんな雰囲気ですか?
技術部では、15名ほどのメンバーが同じフロアで働いています。上司も先輩もすぐそばにいるので、質問や相談はしやすいです。なにかミスをしてしまっても、先輩が「こうしたらいいよ」とリカバリーの仕方をアドバイスしてくれます。みなさん経験豊富で、すごいなと思うことは多いです。製造、営業、開発など、部署間の距離も近いと感じています。部署や職種の垣根を超えて、相談しやすそうです。
―職場の魅力だと思うのはどんなところですか?
入社1年目でも、有給休暇を気兼ねなく取得できます。上司をはじめ周りの人たちが「ちゃんと取りなよ」と言ってくれるので、安心して申請できました。残業もほとんどありません。仕事終わりのプライベートな時間も充実させられます。
個人的には、名古屋駅からも近く、電車で通える立地は当社の魅力のひとつでした。飲食店も多いので、帰りにおいしいお店を開拓しています。
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