【事業の特徴】国からも認められた確かな技術と実績。三重県で大きな仕事で腕を磨けます
株式会社杉本組の杉本智哉代表取締役に、同社の事業、ビジョン、社風、職場環境についてお話しいただきました。2026年に創業80年を控え、さらに100年企業への道を邁進している杉本組。その強さはどこにあるのか。どこを目指していくのか。そして、社員への想いは。さまざまな視点から理解を深めてください。
(このフィード記事は、主に事業やビジョンについてです。別途、社風、職場環境に関する記事もぜひご覧ください)
―杉本組の事業の特徴を教えてください。
杉本組は、土木工事と建築工事を事業の大きな柱としてきました。土木工事については、約8割が公共の案件です。とくに国道交通省のもの、つまり国の仕事を多くお任せいただいています。道路にしても河川にしても、国の管理するものはとにかく大きい。たくさんの人の暮らしに欠かせないインフラを下支えする、スケールの大きな仕事に携われるのは現場監督としてもやりがいにつながるでしょう。
他方、建築工事については、ほぼ100%民間の案件です。工場、店舗、倉庫など、関われる建物の種類は実にさまざま。自分たちがはたらき、暮らすまちに、長く残っていくものをつくる仕事ができます。
土木も建築も、一つひとつの案件の規模が大きいのは当社の特徴です。工事が大きくなれば、難しさも増す。一筋縄ではいかない仕事を任せていただけるのは、当社の実績と技術への信頼の証です。仕事を通して、「杉本組のあの人になら安心して任せられる」と一目置かれる存在へと成長できます。
―土木工事、建築工事に臨む上で大切にしていることは。
こだわりを持ち、「自分の作品」と胸の張れる仕事をしています。あらかじめ工事の図面はありますが、その通りに進む現場はひとつもありません。現場の状況に合わせながら、お客様や協力会社と密に相談しながら、最適な方法で工事を行う。決して人任せにせず、細部まで高いクオリティーを出す。10km規模の工事の品質を左右するのは、1mm単位の精度の丁寧な積み上げです。「いいものをつくり上げたい」というマインドが浸透しています。
―近年の新しい動きや今後のビジョンは。
国の仕事では、常に最先端の技術の採用する方針が示されます。それゆえ、私たちの仕事もアップデートのスピードは早いです。ドローンを使ったスキャンによる品質管理、設定通りにピタリと止まる機械、各種ICT機器などを駆使した工事ができます。
ツールや技術の更新をしながらも、高く評価される仕事を続けてきました。公共工事では、完成形はもちろん、作業プロセス、協力会社との関係構築、周辺住民への配慮なども含めて、平均80点以上の高評価を受け、四日市市の優良建設業者にも選ばれています。
今後も、一足飛びの事業や組織の規模の拡大を目指すよりも、こうした間違いのない実績を着実に積み上げていきたい。「四日市の建設業者といえば杉本組」。創業100年に向けた20年で、ますます地域で存在感を放つ企業にしていきます。