【職場環境について】若手社員に寄り添い、成長を見守ります。これからも社会に不可欠な一流の現場監督に
株式会社杉本組の杉本智哉代表取締役に、同社の事業、ビジョン、社風、職場環境についてお話しいただきました。2026年に創業80年を控え、さらに100年企業への道を邁進している杉本組。その強さはどこにあるのか。どこを目指していくのか。そして、社員への想いは。さまざまな視点から理解を深めてください。
(このフィード記事は、主に社風、職場環境についてです。別途、事業やビジョンに関するフィージ記事もぜひご覧ください)
―代表としてどんな職場にしたいと考えていますか。
社員全員が気持ちよく仕事のできる場所であってほしいと思っています。社長も含めて仲間同士の距離はとても近いです。若手社員に対しては、私と面談しながら研修する機会を月1回1時間から2時間程度設けています。入社したばかりの頃は、失敗もするし、悩みもできるでしょう。愚痴を聞くのではなく、そうした苦い経験も将来に向けてどうポジティブに受けとめていくといいか、一緒に考える時間にしています。
現場監督というと、直行直帰の仕事のイメージもあるのでは。担当の現場が同じ人以外と、接する機会が少ないのではと想像する人もいると思います。当社では、そんなことはありません。定期的に全体会議を行うので、社内の人たちと顔を合わせ、情報交換もできます。みんなで考えて、みんなでやろう。そんな雰囲気が当たり前にあります。
企業として、業績はがんばった社員それぞれにきちんと還元しようと考えています。利益の3分の1は社員へ、3分の1は事業の安定へ、3分の1は納税へ。結果を残し、ボーナスなどで大きなリターンを得ている先輩は少なくないです。
―現場監督として入社した後は、どのようにステップアップしていくのでしょう。
一朝一夕になんでもできるようになる世界でないのは確かです。入社6年目くらいまでは、先輩たちのサポートをしながら、施工管理技士の資格取得を目指し、できる業務を増やしていく日々を過ごすのが一般的です。その後、徐々に案件を任せてもらえるようになり、自分で考えてお客様や協力会社の方々とやり取りをするようになる。経験が積み上がり、信頼を得られれば、数千万、数億の仕事を担うチャンスがやってくるかもしれない。成長のスピードはその人次第です。一人ひとりのペースに合わせて、一人前になるまで見守ります。
現場監督にゴールはない。なぜなら、全部をひとりでできるようにはならないですから。“ノウハウ”よりも、誰に相談したらいいか“ノウフー”の引き出しを増やすことが大切になります。たくさんの人をうまく巻き込む仕事の仕方を身につけてほしいです。
―これから仲間になる方へメッセージをお願いします。
AIなど新しい技術の進歩が目覚ましく、業界や職種によっては、身につけた能力が機会にとってかわられています。けれど、土木、建築における現場監督は決して代替できないものです。図面はあっても、土地の状況や周辺住民に合わせて、臨機応変な采配ができなければならない。AIには真似できないものです。だからこそ、現場監督として磨いた腕は、どこでも通用する一生の宝になります。
さらに、地震や台風などの災害と向き合う日本において、土木、建築の仕事がなくなることはありません。その点では、絶対的に安定した業界です。腰を据えて一歩一歩、世の中から必要とされ続ける存在を目指してみませんか。