【私のたちの仕事】機械をさわった経験も、知識や技術がなくても一から学べる。ものづくりの現場を支えるエアコンプレッサのプロへの第一歩。
土井産業の若手の先輩たちにお仕事について聞きました。この記事でご紹介するのは、産業機械本部でサービスエンジニアとして働く、2021年入社の竹中康平さん。2年目の働き方をのぞいてみましょう。
―竹中さんの入社動機を教えてください。
就職活動では、職場の雰囲気を重視して企業を探しました。ある時、相談した方から「土井産業さんは良いですよ」と勧めていただいて。説明会や工場見学に足を運ぶと、事業内容にも興味が持てました。大学ではスポーツ科学を専攻していたので機械を触ったことはありませんでしたが、知識ゼロからでもできると知り、挑戦してみようと思ったんです。実際、先輩たちが丁寧に指導してくださり、不安なく働きやすい環境だと感じています。
―入社してからの半年間、どんな仕事をしていましたか?
入社してすぐに社会人マナーなどを学ぶ研修を受けた後は、基本的に現場でエアコンプレッサの扱い方を身につけています。サービスエンジニアの仕事は、当社の機器を入れていただいている現場へ赴いて、点検、整備やトラブル対応にあたること。入社したばかりの頃は、扱い方がまったく分からないので、先輩と同行して、作業を見ながら知識と技術を学びます。
―未体験のエアコンプレッサーの取り扱いは難しいですか?
簡単ではありませんが、初めて知ること、身につけることばかりで、毎日のように発見や学びがあるのが面白さにもなっています。最初は、エアコンプレッサの基本的な扱い方を教えてもらい、整備に使う工具の名前を覚えるところからスタートしました。徐々に、説明を受けながら中の機械なども触り、経験した業務が増えていく。見て知識をつけるだけでなく、体を動かして覚えていくのは、自分に合っていると感じています。すごく小さなバネが重要な役割を果たしているなど、機械の仕組みへの興味も深まっています。
―経験を重ねることが面白さにつながっているんですね。今の目標を聞かせてください。
まだまだ先輩の横について、学びながらサポートする段階です。はやく一人で担当できるだけの知識と技術を身につけたい。急なトラブルがあった時も、先輩たちはすぐに原因を突き止めて解決してしまう。本当にすごいです。お客様から感謝とともに信頼を得ている。こうしたやりとりがやりがいにつながっていくと思うので、自分もそんな仕事ができるように努力していきます。